腹筋に効果てきめん!伝統空手のすすめ

健康と美容に気をつけている、30代半ばの主婦です。私は一見、普通体型の小柄女性ですが、実はおなかは程よく引き締まって、うっすらと線がついています。毎朝の軽いジョギング・体操に加えて、伝統空手のクラスに通っていることが要因と思われます。加齢とともにおなかが頼りなくタプタプするようになってしまった…、下着の上にお肉がはみ出すようになってしまった…周囲でそういった不安な声がささやかれる年代ですが、こんな方に私が心から推挙したいのが、空手です。

えっ空手、全くの初心者だし大人になってからじゃ遅いんじゃない?瓦や板を割りまくるイメージがあって怖い、そういう体育会系はちょっと…。とひるむ方も多いでしょう。ですが私が推したいのは、実戦を重視した「フルコンタクト空手」ではなく「伝統空手」の方なのです。破壊力が一般イメージにも定着してしまっていますが、空手の基本は相手を攻撃するスキルではありません。自分の心身の平衡状態を向上させ、バランスの優れたベストコンディションに持っていくことが常時の課題なのです。基本の立ち方、歩みの進め方、呼吸法などを初心者は学びますが、それが自分の体に及ぼす影響を、すぐに感じ取ることができます。重心を下のほうに、体の中心にどっしりとした芯を保つようになるので、自然と姿勢はまっすぐになり、おへそ周りの腹筋部分がすっきりしていきます。そこから突き、蹴りなどの技が出ていくわけですが、体の中心地は常に安定していなければいけません。そこで必要な力の入れどころをつかめるようになると、ゆるやかにお腹の筋肉がついてくるのです。

私自身は幼少期から浅く長く、伝統空手を続けてきました。運動神経が良い方ではなく、空手も強かったわけではありません。むしろ、目立たない弱い生徒でした。ですが、私はこの武道が「好き」だったので、この姿勢や呼吸法、おなかへの力の入れ方がごく自然に身につきました。大人になってからはブランクがありましたが、やがて引っ越し先でぼつぼつと再開し、心身に無理のないペースで続けています。中には非常に厳しい道場や先生がたもいらっしゃいますが、「生涯学習」ならぬ「生涯スポーツ」の一環として、心身の健康を第一目的として、楽しみつつ続けられることをコンセプトに挙げている学校もたくさんあります(特に大人向けにはそういったコースがよくあります)。そうした雰囲気の中で気持ちよく汗を流し、ストレスを発散し、そして心身を引き締めていくのは、スポーツジムとはまた違った感動があります。美しいお腹と腹筋、それ以上にも数えきれないほどのものを得られると思います。